OOHとは

OOHとは

OOHとは英語のout of home media(アウトオブホームメディア)の頭文字を略した呼称で、基本的に屋外に設置されている広告物全体を指します。屋外を歩いていると様々な広告が目に入りますが、これらはプッシュ型広告(能動的に視認せずとも自然に視界に入る広告)と呼ばれ、人が移動する動線上にある視認効果の高い位置や場所に設置された広告は不特定多数の人々に対して効率的に情報を発信することができます。これら屋外広告の主だったものとして建物壁面のポスターや看板、ビルの屋上の看板、街路灯に下がるフラッグ(旗)広告など多岐に亘りますが、このような固定された看板以外にも車両躯体に広告を施したラッピングカーやアドトラックなどがあります。また、近年は広告素材を自由に差し替えることができ、3Dをはじめ、様々な映像表現が可能な街頭のLED大型ビジョンやサイネージ系の媒体が増えています。OOHと交通広告は同義として捉えられることが多いものの、厳密には、交通広告はOOHの一部です。

DOOHとの違いについて

DOOHとはDigital Out of Homeの略で、液晶やLEDなどのデジタル画面を伴った屋外デジタルサイネージ広告を指します。これまでのポスターやターポリン幕でのアナログな看板面と違って、動画を表現することでよりインパクトのある広告を訴求できます。なおDOOHには店頭などの小型のサイズのものから街頭のビルに設置された大型のものまで幅広い種類があります。このDOOHに実際に広告を放映するにあたっては、DOOH媒体の広告枠を事前に購入して放映を行うスタイルが主流となりますが、WEB上で取引されるプログラマティック広告の手法を取り入れたプログラマティックDOOHと呼ばれる、エリアや時間帯によって放映を行うことができる配信システムを伴った放映は 広告の配信者が広告枠を購入し、広告を視聴しているユーザーの属性を分析できることが強みになります。 そのため、広告内容や表示のタイミングの最適化を図りやすいというメリットもあります。またダイナミックDOOHとは、広告の内容をリアルタイムで変更・更新できるDOOHのことです。ダイナミックDOOHの最大の特徴は周辺情報を活用することであり、状況に応じた広告を配信できます。たとえば、天候や周りを歩いている人の属性に応じて広告の内容を変更できるメリットがあります。
現在は位置情報などのビッグデータと連携することにより、これまでのOOHが苦手としていた効果計測が可能となってきています。
DOOHは広告としての効果が高いだけでなく、映像のクオリティも上がってきていることもDOOHの可能性を広げています。
また2021年に新宿に現れたリアルな巨大な猫の3D画像は、国内外で注目を集め、数多くの広告賞も受賞しました。

OOH広告の種類について

OOH広告は基本的に室内より外で目や耳に触れる広告物全般を指し、その種類は多岐に亘ります。主に、大型ビジョン(ビルボード)や看板広告、交通広告、駅構内に設置されるポスターなどが一般的です。また、最近ではデジタル技術を活用したディスプレイ広告やインタラクティブなエレメントを組み合わせた広告も登場しています。このような多様な形式により、広告主はターゲットとする顧客に対し、最も効果的な形でブランドやメッセージを伝えることができます。

交通広告について

交通広告は、電車やバス、タクシーなど公共交通機関を利用する際に目にする広告のことを指します。これらの広告は、日常的に大量の人々が利用する交通機関を舞台に展開されるため、非常に高い到達率を持っています。特に通勤・通学などのルートで頻繁に接触するため、繰り返しメッセージを伝えることができ、その効果は絶大です。交通広告は視覚に訴えるだけでなく、ブランド認知度を高める効果もあります。
次に交通広告に該当する具体的な広告媒体について見ていきましょう。

中吊りポスター広告

交通手段を利用する際に目に入るものとして車内広告がありますが、天井部分から暖簾のように横長のポスターを吊り下げた中吊り広告は特に視認性が高く、その他に天井と車体壁面上部の角のR部分に設定された額面広告、ドアエリアのステッカー広告やドア横壁面のポスター広告など利用者の目に入りやすい位置に様々なスタイルで広告媒体が設置されています。
線路単位などで掲載するため、エリアやターゲット層を考慮して広告出稿することが可能で、主に速攻性の高い情報に活用されるケースが多いのが特徴です。

アドトラック・ラッピングカー

例えばターミナル駅周辺の繁華街に近い道路では荷台部分に広告装飾を施したトラックや広告装飾した乗用車を見かけることがありますが、これはアドドラックもしくはラッピングカーと呼ばれる広告媒体です。
アドトラックはインパクトがあるため通行人に認知されやすく、また一定のエリア内を走行することで属性やエリアなどターゲティングを細かく設定したPRが出来るため、店舗サービス、新商品などの認知拡大において効果的です。

デジタルサイネージ

近年見かける頻度が高くなったデジタルサイネージは、町中の店頭や店内、鉄道駅構内の壁面や柱などで見かけるものから、多くの人々が行きかうエリアのビル壁面にディスプレイされた大型のものまであらゆる形で広告展開されています。デジタルにより意匠の変更が容易に行えるため様々なターゲットに向けた展開が行えます。
ターゲットエリアだけでなく時間単位で配信内容を指定できます。ターゲット層の通行が多い時間帯に配信することで、効率的に広告を運用できるのが当該広告媒体の強みです。

屋外広告について

屋外広告は、街頭や建物の壁面に設置される広告のことで、街中を歩く人々や車を運転する人々に対して強いビジュアルインパクトを与えます。看板広告やビルボードが代表的で、特に交通量の多い交差点や商業エリアでの設置が多く、人々の注目を集めやすいです。また、デジタルサイネージの普及により、動画やアニメーションを用いた動的な表現が可能となり、広告内容をより魅力的に伝えることが可能です。

看板広告

ビルの屋上や壁面には大小さまざまな看板広告があります。エリアで比較的人目に触れる場所に設置されているのが特徴で、看板面内部に照明を備えた内照式や看板面を外側から照らす外照式など、地域によって昼間のみならず夜間にも目立つ仕様が成されているものがあります。
看板広告のポイントとしては固定の同じ場所に広告を出稿するため、エリアを限定して宣伝することになるため、エリアや通行人の特徴を把握した上で、ターゲットが通行するエリアに出稿することが重要です。

フラッグ(旗)広告

繁華街や商店街に設置されている街路灯にフラッグ(旗)が下がっているところがありますが、このフラッグも広告として利用できるものがあります。道路に沿って多くのフラッグを展開できることから、ジャック感を演出できます。

BGM広告

フラッグ広告同様に繁華街や商店街の中にはBGMが流れているところがありますが、このBGMも広告として行えるものがあります。来街者に対して耳から効果的に訴求できるため新曲発表などの展開に向いています。

大型ビジョン

大型ビジョンは街頭ビジョンとも呼ばれ、主に街のランドマーク的なビルの壁面に設置されたLED大型サイネージを指します。特に渋谷ハチ公口エリアにある複数の大型ビジョンは同時放映(シンクロ放映)によって瞬間的にジャック感を醸成するインパクトから大型ビジョンを代表するイメージがあります。広告放映が可能な大型ビジョンは全国におよそ250基以上設置され、来街者まで日々様々なメッセージを発信しています。
音楽・CM・中継・番組などの映像を流せることが特徴です。広告を見た人にインパクトを与えやすく、全国各地でさまざまなプロモーションに活用され、情報拡散されるなど二次的な効果にも期待が出来るのが強みです。

OOHの特徴やメリット

OOHの特徴として第一に挙げられることは、設置される場所によって繰り返し見てもらえる可能性が高まる点です。基本的に通行者は正面や周りを見ながら歩くため、視野に入りやすい位置に設置されたOOHに対し、これを目にするユーザーへの接触頻度が自然と高まります。また能動的に見ずとも視野に入ることで潜在的な意識に働きかけることができます。さらにエリアを絞って設置をすることでターゲティングできることから、ターゲットに対して効果的な接触を図ることができます。このことから、OOHにはマーケティングを検討する上で多くの人々の記憶に残りやすくなる出稿が行えるメリットが生じます。

最後に

OOH広告の出稿を検討されている方は、豊富な実績と経験のある専門家にご相談することをおすすめします。弊社ではOOHへの出稿を考えたくても最適な方法が分からない、見つからない、あるいはOOH媒体を新設し運用したいなど様々なご要望に対応致します。様々なOOH広告について貴社に最適な施策やプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

良くある質問

Q1 :OOHとは何ですか?

OOH(オーオーエイチ)とは、Out Of Home(アウトオブホーム・メディア)の略です。 中吊り広告や駅構内広告などの交通広告、各種看板や大型ビジョンなどの屋外広告、チラシなど、屋外や公共の場で展開される広告媒体の総称です。

Q2 :OOHとDOOHの違いは何ですか?

屋外や公共の場で展開される広告はすべてOOHなのに対して、DOOH(ディーオーオーエイチ)とは、Digital Out Of Home(デジタル・アウトオブホーム・メディア)を略した言葉です。 OOHのなかでも、主にデジタルサイネージを利用したOOHを総称してDOOHと呼びます。

Q3 :OOHにはどんな種類がありますか?

交通広告・各種看板や大型ビジョンなどの屋外広告が主に挙げられることが多いのですが、様々な広告媒体があります。
以下、OOH種類の一覧です。

デジタルサイネージ
街頭ビジョン
ビル看板
商店街フラッグ
バス停広告
電柱広告
広告看板
交通広告
ラッピングカー
アドバルーン広告
広告幕
街頭サンプリング・チラシ配布
イベントスペース
インストアメディア

Q4 :OOHと交通広告の違いは何ですか?

交通広告とはOOHの一種で、電車やバス、タクシーなどの交通機関にチラシや看板、デジタルサイネージなどを設置して行う広告手法を指します。

Q5 :ODMとOOHの違いは何ですか?

ODM(オーディーエム)とは、Out-of-Home Digital Media(アウトドア・メディア)の略で、デジタル技術を活用した施設内以外の屋外で商品やサービスの宣伝を行う広告媒体のことを指します。またODMはOOHの一部です。

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